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がらり〜換気口鑑賞団

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換気口撮影に関する考察


換気口撮影をはじめて1年を過ぎたあたりから、「どんな換気口がよい換気口か」「どう撮影すれば換気口が映えるか」というのがようやっとわかった気がします。

誰も撮影してない被写体ですから、試行錯誤だったわけですが、私なりの今時点の到達点をまとめようと思います。

■正面に勝るアングルなし
とくに丸型換気口はフォルムが独特なだけに、ななめから撮ってみたり、横から撮ってみたりと初期のころはいろいろ試行錯誤したわけですが、結局正面から撮る以上のアングルはない、ということがわかりました。最近は殆どが正面です。
換気口撮影をするときは「いかに正面から写せる場所があるか」をまずは重要視すべきだと思います。

■窓は結局邪魔しかしない
窓との調和みたいなものを考えた時期もありますが、結局純粋に換気口を楽しむために、窓は邪魔です。うっとうしいです。換気口がたくさんついていても、窓がそれ以上についていると絵ががちゃがちゃします。窓、キライです。

■横にいくら並んでも写真映えはしない
私が縦位置で撮るから、ということだけでなく、たとえ横位置で撮ったとしても横並びの換気口は写真に映えません。横列の換気口もいくつか掲載はしていますが、正直あまり気に入っているものはありません。
換気口自体が基本的に下を向いているということと関係があるかもしれません。

■数よりも高さが重要なのだ
横にいくら並んでも映えないのと対照的に、たとえ1個ずつでも高さがある物件は写真映えします。したがって、4〜5階建ての建物しかない地域をいくら散策しても無駄です。やはり高さとしては8階以上は欲しいところです。

■かといって高すぎる建物もどうなのか
15階を超える建物になってくると1個1個の換気口の存在感が希薄になりがちです。とくに写真で見るとてっぺんは遙か遠くというものが多くなります。
したがって、以前から言っているように8階〜12階くらいのマンション・オフィスビル・ラブホテルが密集する地域がベストな地域なのです。
電車から見て今注目しているのは川口のあたり。近日散策予定です。

■もしかしたら壁の色こそが本質なのかもしれない
いくら素晴らしい換気口配置だとしても、配置だけで差別化できるのはよほどの場合だけです。結局、写真を並べてぱっと見差別化できるのは壁の色。同じ配置でも真っ黄色の建物なら違った印象があります。グレーとか茶色とかレンガ色の建物はもう正直飽きました。妙な色の壁の換気口情報あったら教えてください。

■換気口の撮り方をいろいろ研究することのナンセンスさ
と、いろいろ私なりの考察結果を並べてきましたが、実は頭の半分ではこのような撮り方を探ることのナンセンスさも感じています。
このサイトは「誰もそんなもん撮ろうとしてない被写体である換気口を撮る」といういわば出オチのサイト。その中で撮影方法云々を語ること自体がバカらしいのかもしれません。

まあ、そのバカらしさが楽しくて、今日もまた私は撮影に行くのですが。
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最近の換気口事情

いつの間にか、掲載写真も100枚を超え、サイト開設から早や半年が過ぎました。

掲載しなかったものも含め、数百の物件を撮影して、いろいろと新たに分かってきたことがありますので、書いておきたいと思います。

■ラブホテルとスポーツクラブは固い
シャワー設備がある場所は、湿気がたまりやすいせいか、豪快に換気口が設置されていることが多々あります。
その中でも、ラブホテルとスポーツクラブは、大規模かつ高さのある建物が多いため、ひじょうに換気口栄えします。とりあえず、てっとり早く良い物件を探すならラブホテル街に行くと良いでしょう。
地方に行った際、何度か換気口散策に出かけましたが、なかなか東京のように中庸に高さのある建物が見つけられず苦労しました。しかし、どこの都市にもラブホテルはあるもの。地方の未知なる強豪を探しにラブホツアーを組もうかと模索中です。

■国道沿いは固い
最も効率のよい換気口物件の探し方は?と聞かれたらば、今なら私は「自転車で国道を走る」と答えるでしょう。
都会の駅前にも良い物件は無数にあるのですが、建物と建物の間に十分なスペースがないケースが多く、歯がゆい思いをすることが多くあります。
その点、国道沿いは中規模マンションが立ち並び、また建物間にそれなりに余裕があります。目黒から五反田・大崎を通り、大井町・大森あたりまでの山手通り〜国道15号は、幾多の名作を生んでいます。個人的にこのロードを「換気ストリート」と呼んでいます。

■この趣味はもっとフォロワーがいるかと思ったがいない
世の中でこの手の趣味をサイトで発表すると、私も好きでした、僕も換気口撮ってましたなどといって、同好の士が集ったりするのが常であろうと思ったのですが、そういった方は今に至るまでいらっしゃいませんでした(換気口メーカーの方からは複数お便り頂戴しましたが)。
時代が私に追いついていないのでしょうか。時代も追い付く気はないのかもしれませんが。
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良い換気口物件を見つけるために
良い換気口物件を見つけるために、私は以下のポイントを重視しています。

■エリア

大きくて立派な建物は換気口をうまく隠していますし、小さい民家はダイナミックさに欠けます。したがって、中層マンションや中規模オフィスビルが最も換気口物件として重視されるべき物件となります(これまで建築鑑賞というカテゴリの中で完全に無視されてきたこの層が鑑賞足りえると示したという意味でこのサイトはエポックメイキングかもしれません)。

ですから鑑賞するに際しても、都内でいうと渋谷・新宿・六本木・お台場といった繁華街や、一戸建てメインの住宅街ではなく、どちらかというと中途半端な街に行くことが肝要です。

都内では五反田近辺、港区三田あたり、中野本町〜中野坂上、高田馬場〜目白、練馬などがベストポイントです。とくに五反田はメッカと言ってもいいでしょう。

ただ、換気口鑑賞の場合、ここに行けばいい物件があるという確固たる法則はありません。未知なる強豪がどこに潜んでいるかはわからないのです。


■周辺環境

換気口は本来隠すべきもの、ということを前提に導かれるポイントがいくつかあります。

○駐車場
都市型のコインパーキングは、以前建物が建っていたことが多いです。
そのため、当初は隣りに建物が建っていることを前提に「隠すため」に建物間に配置した換気口がむき出しになっているケースが多いです。

○線路沿い
人に見えるところから換気口は隠したがるのですが、線路沿いは「人から見られないところ」と位置づけられているようです。
そのため電車に乗っているとすばらしい換気口物件がたびたび目に入ります。撮影がほぼ不可能な物件があることがネックですが、電車に乗った時は是非ご鑑賞ください。
私は妻の実家まで2時間の道中ずっと換気口鑑賞をしていたことがあります。

○その他
同様の理由で川沿いなどもねらい目です。近くに川が流れている方は行ってみましょう。


■交通手段

良い換気口物件は駅近くにあるとは限りません。寧ろ、駅から適度に離れた場所や国道沿いに多く見られます。従って、電車+徒歩というのはあまり機動的とは言えません。
車だと駐車に困りますので、最も適した乗り物は必然的に自転車ということになります。
運動にもなるので一石二鳥です。みなさんレッツ・サイクリング!
肉体的には健全な、精神的には不健全な、そんな趣味です。これ。


■注意しましょう

知らず知らずのうちに泥棒の下見っぽい行動になるので気をつけましょう。
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換気口鑑賞のポイント
換気口鑑賞で重視する点についてまとめます。

■形(Shape)
換気口の形です。丸型なのか角型なのかによって印象は大きく変わります。

■量(Quantity)
建物の表面積に占める換気口の量のことです。
多ければ多いほど良いというわけではありませんが、その物件の持つパワーという点では重視しなくてはならない項目です。

■配置(Layout)
換気口の配置のことです。観点としては「縦配置」と「横配置」があります。
縦配置は建物にとって垂直方向への配置のことで、集合住宅における1階から最上階まで連続した配置などに美を見出す評価軸です。
横配置は建物にとって水平方向への配置のことで、丸型によく見られる横連続配置などがポイントが高いとされています。

■色(Color)
建物の色と換気口の色のことです。両者は調和がとれていればいいというわけではなく、あえて不調和な方が換気口が際立つ場合もあります。

■可視性(Visibility)
換気口は本来「目に触れるべきものではない」という意識があるようで(当たり前ですが)、大概の場合、建物と建物の間にあります。
鑑賞に際しては、建物全体がいかに見えているかというのが大きいポイントとなります。

(参考)質・量とも申し分ないにも関わらず、可視性に欠ける惜しい物件



■わびさび(Rustiness)
古くなった換気口は何だか得体の知れない汚れを噴出しています。当鑑賞団ではこれはある種のわび・さびであると解釈し、どちらかというと好意的に解釈しています。

(参考)わび・さびの例



これら6項目の英語頭文字をとって

Shape
Quantity
Layout
Color
Visibility
Rustiness

「シャクレカビラ」と覚えましょう。


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